TRO:3067は、聖戦の直前、連邦共和国内戦の直後に時代が設定されたテクニカルリードアウトです。掲載されているユニットは、中心領域、氏族製のメック、車両、気圏戦闘機、降下船など、多岐にわたります。「3067年」と銘打たれている年代は新しいのですが、商品の発売は意外と古く、プロジェクトフェニックスやTRO3050Uなどよりも前にあたります。
中心領域バトルメック
サジタリア SGT-8R Sagittaire
重量: 95 トン
シャーシ: スケルヘビーTRQ
パワープラント: ピットバン285 XL
巡航速度: 33 キロメートル/時
最高速度: 54.5 キロメートル/時
ジャンプジェット: ハイルドコー・リフターズ 9-X
ジャンプ能力: 90 メートル
装甲板: スターシールド・スペシャル・ヘビー
武装:
ディファイアンス 1001 ER荷電粒子砲 1門
マグナ 900P 大口径パルスレーザー 2門
マグナ 600P 中口径パルスレーザー 5門
マグナ 200P 小口径パルスレーザー 1門
製造元: ロビンソン・スタンダード・バトルワークス
主要工場: ロビンソン
通信システム: ソニー MSF-31
照準・追尾システム: フェデレーテッド・ストーカー
概要
サジタリアは3063年のなかごろに生産開始されたにもかかわらず、ロビンソン社の(連邦=共和国)内戦に対する半孤立主義者的な政策により、かなり後までこの機体が全軍で見られることはなかった。しかしながら、内戦が進むにつれ、戦いは拘泥し、状況が変わった。メック戦士たちは、都市部の狭い通りでの戦いでも、都市間の開けた地形でも、接近戦に強いメックを求め始めた。サジタリアはまさにそのようにデザインされていた。
性能
ピットバン製XLエンジンがレーザー主体のサジタリアにエネルギーを供給している。最高時速54キロメートル/時は、他の同クラスのメックとほぼ同じである。しかしながら、最も興味深いのは、ハイルドコー・リフターズ社が両足と胴中央に搭載したジャンプジェットだろう。サジタリアは強襲級メックには珍しくジャンプ能力を備えている。どこにでも直接90メートル移動できることは、戦術に多くの柔軟性を与えている。また、95トンのメックが空を飛んで向かってくるのを見れば、敵メックパイロットは勇気を失うだろう。
もし、これで充分でないというのなら、サジタリアには、恒星連邦製の新型ターゲティングコンピュータに連動した重火器が配置されている。1門のER PPCが遠距離攻撃能力を与えている。接近戦なら、2門の大口径パルスレーザーと、3門の中口径パルスレーザー、1門の小口径パルスレーザーがある。さらにもう2門の中口径パルスレーザーが背後の守りを固めているが、18トンもの装甲を搭載していることもあり、はたしてこの背面レーザーが必要なのか議論の分かれるところである。サジタリアのパルスレーザーとターゲティングコンピュータにより、メック戦士はこの強襲級メックを跳び回らせることができ、他のバトルメックに対して優位に立てるだろう。サジタリアを地上に固定する限りでは、その設計を生かせない。
配備
サジタリアは3063年、ロビンソンバトルワークス社から出荷された。最初にこの戦闘マシンが姿を現したのは、ジェームズ・サンドヴァル公による、クリタ家への激しい攻勢の際だった。サンドヴァル公は資源に恵まれた半ダースのドラコ連合領を奪い、保持していた。サジタリアはプロセルピナ強襲に用いられ、サジタリア1個小隊で、第9ベンジャミン正規軍のサムライ1個中隊を、1対1の決闘で粉砕した。その後、クリタ家の逆襲が成功し、竜は協力して数機のサジタリアを捕獲、もしくは回収して、自分たちで使おうとした。
のちに、キャサリン・シュタイナー=ダヴィオンがドラコ国境付近の支配を強めようとしたとき、サンドヴァル公はこのメックをキャサリン派の部隊に売る許可を出した。しかしながら、タンクレッド・サンドヴァルがこの地域の領主である父親を廃したため、計画は短命に終わった。彼はすべてのサジタリアの生産ラインを自軍の強化に使い、これらの連隊でヴィクター・シュタイナー=ダヴィオンを支援した。
サジタリアの目立った例として、ニューアヴァロンの同盟側1個中隊、キャサリン派1個中隊が、それぞれ1個小隊のサジタリアを配備していた。両部隊はフレンスブルク大陸の首都をめぐる戦いで衝突し、わずかに3機の同盟側メックが地力で脱出を果たしたのみであった。この3機こそサジタリアだった。この戦闘で、彼らは敵メック12機のうち8機の「撃墜」を記録したのだった。
タイプ: サジタリア
技術ベース: 中心領域
重量: 95トン
戦闘価値: 1740
装備重量
内部中枢: 9.5
エンジン: 285XL 8.5
歩行: 3
走行: 5
ジャンプ: 3
放熱器: 17[34] 7
ジャイロ: 3
操縦機器: 3
装甲板: 288 8.5
内部中枢 装甲
頭部: 3 9
胴中央: 30 44
胴中央(背面): 15
左/右胴: 20 30
左/右胴(背面): 10
左/右腕: 16 31
左/右脚: 20 39
武器・装備 配置 装備欄数 重量
中口径パルスレーザー 頭部(裏) 1 2
大口径パルスレーザー 右腕 2 7
中口径パルスレーザー 右腕 1 2
小口径パルスレーザー 右腕 1 1
大口径パルスレーザー 左腕 2 7
中口径パルスレーザー 左腕 1 2
ターゲティングコンピュータ 右胴 8 8
中口径パルスレーザー 右胴 1 2
ER PPC 左腕 3 7
中口径パルスレーザー 胴中央(裏) 1 2
ジャンプジェット 胴中央 1 2
ジャンプジェット 左脚 1 2
ジャンプジェット 右脚 1 2
氏族車両
ティール歩兵支援戦車 Tyr Infantry Support Tank
重量: 45トン
移動: ホバー
パワープラント: タイプ170核融合
巡航速度: 97 キロメートル/時
最高速度: 151 キロメートル/時
装甲板: フォージングMHC07
武装:
タイプ22g長射程大口径レーザー 1門
パターンJ4・ストリーク4SRMランチャー 2門
製造元: ジョイント・イクイップメント・システムズ
主要工場: アルシャイン
通信システム: ネイル500
照準・追尾システム: RCAエコノトラック
概要
中心領域に移動して以来、ゴーストベアは同じ世界に住むラサルハグ市民との関係正常化に尽力している。ラサルハグ市民による自治の制限(正しい方向に進む大きな一歩と考えられていた)は氏族の占領を不快に思う人々の数を激増させ、それは影響が出るレベルにまで達した。連合の統治下で数世紀を過ごし、わずかな期間の自由を知った後で、ラサルハグ人の多くは新たな圧制者と見なした者に抵抗し続けたのである……それがどれだけ慈悲深いものであっても。
これと戦うための継続的な努力の一環として――そして氏族下層階級の生産性を上げるために――ビヨン・ヨルゲンソン氏族長は、単に氏族の施設を移転するだけでなく、ゴーストベアの資源の相当数をラサルハグ工業の再生と改善に向けた。ジョイント・ウェポンズ・システムズ(性能の低い通常型車両を作っていたため、中心領域ですら省みられていなかった)のような企業が、ゴーストベアのプランによって再出発を遂げた。3063年、ティールはジョイント・イクイップメント・システムズの「カムバック」車両となり、新ゴーストベアドミニオンの氏族/中心領域共同ベンチャーの最初のひとつとなった。
性能
ティールはラサルハグ精神への和解の意志であるだけではなく、優秀な軍事車両である。通常歩兵輸送車、支援車両として設計されたティールは、同種の車体、中心領域のゴブリンやヘルズホースの新型ヘパイストスすらも性能で上回る。10年におよぶ中心領域人との戦いの教訓――そしてヘルズホース氏族との古い対立は――歩兵隊が戦闘で決定的な要素になりうると、ベアに教えていた。ただしそれは、歩兵が迅速に、比較的安全に、戦場にたどり着いた場合のみである。
ティールはこの両方を保証し、さらに長射程から強力な支援射撃を行う。時速150km以上の最高速度を持ち、ガウスライフルの直撃に耐え、バトルアーマー完全1個ポイント分の搭載スペースを持つティールは、その大きさのわりに、俊敏かつ丈夫である。氏族製兵器(特に射程の長いER大口径レーザーと小型ストリーク4ラック2門。ティールの砲塔に搭載されている)の使用は、ティールの重要な積荷を戦場に配備する間、敵の装甲車、歩兵、バトルメックすら遠ざけるのに充分なパンチ力をこの車両に与える。
配備
これまでに生産されたティールの大多数は、クロウズ・オブ・ゴースト銀河隊に配備され、本来の任務である歩兵輸送、支援で、大規模に活用されている。残りはPGCに配備されている。
1両のティールがラサルハグ軍第2機兵隊の歩兵隊によって使用されている。一緒に使われているのが、65年にコムガードから寄贈されたレベルI分のピュリファイアー・バトルアーマーで、これはコムスターがラサルハグ共和国の民衆と軍部をなだめるために行われている努力の一部であった――この活動は皮肉なことにゴーストベアの意向とよく似ている。この車体が襲撃で得られたものかどうかはまだわかっていない。
タイプ: ティール歩兵支援戦車
技術ベース: 氏族
移動: ホバー
重量: 45トン
戦闘価値: 1020
装備重量
内部中枢: 4.5
エンジン: 170 9
タイプ: 核融合
巡航時: 9
限界時MP: 14
放熱器: 12 2
操縦装置: 2.5
浮上装置: 4.5
補助動力: 0
砲塔: 1
装甲板: 104 6.5
装甲値
前面 21
右/左側面 21/21
背面 21
砲塔 20
武器・装備 配置 重量
ER大口径レーザー 砲塔 4
2ストリークSRM4 砲塔 4
弾薬(SRM)50 車体 2
貨物 車体 5
中心領域オムニ戦闘機
SHV-O シヴァ SHV-O SHIVA
重量: 85 トン
フレーム: SHV X1 スタンダード
パワープラント: 255XL核融合
装甲板: アンドゥリエン・コンポジション3 フェロアルミニウム
武装:
ポッドスペース52.5トン
製造元: アンドゥリエン・エアロスペース
主要工場: ロペス
通信システム: ラシトール-5A
照準・追尾システム: ワセット・アグレッサータイプ、オムニリンク付き
概要
3050年代の後半、自由世界同盟でオムニ戦闘機の設計が始まった。シヴァのプロトタイプが初飛行したのが3058年のことで、生産モデルが工場から出てきたのが2年後だった。ワード・オブ・ブレイクの技術者の手を借りて製作されたこの機体は最先端である。強力で有効な航空機を製作するため、同盟の技術的、経済的優勢が注ぎ込まれた。本機は、その名――ヒンズーの破壊神に恥じぬものである。
性能
同重量の航空機よりやや低速だが、シヴァは武装を運ぶ50トンもの驚異的なポッドスペースを持っている。演習ではいい成績を残したが、この重量にしてはアーマーが少ないのが欠点だと批判されている。しかし、それ以上の本質的な欠陥は見つかっていない。さらなる批判は、FMLWの不可解な支援不足に向けられている。多数の武装ポッドとメンテナンスキットが、兵站網のどこかで謎の紛失を遂げているのだ。
配備
元々、同盟の主力艦載機となるのを意図されていたが、ポッド互換兵器を使うシヴァには複雑な兵站が必要であることから、その任務における有用性が限られたものとなってしまっている。もっとも、アトレウスを母港とする〈サントリーニ〉はこの多目的航空機を1個航空大隊分積んでいる。このオムニ戦闘機のメインユーザーは、中心領域騎士団と自由世界同盟防衛軍である。が、オリエント機兵連隊とワード・オブ・ブレイク市民軍の双方に数機が配備されている。
タイプ: シヴァ
技術ベース: 中心領域オムニ戦闘機
重量: 85トン
戦闘価値: 1472
装備重量
エンジン: 255 XL 6.5
安全噴射: 5
最大噴射: 8
中枢強度: 8
放熱器: 18 [36] 8
燃料: 400 5
操縦機器: 3
装甲板: 179 10
装甲 空きスペース
機首: 60 5
左/右翼: 42/42 4/4
後面: 35 5
武器・弾薬 配置 重量 熱 近 中 遠 超遠
基本武装配置
LB 20-X AC 機首 14 6 12 12 - -
弾薬(LB-X)10 - 2
SRM6 機首 3 4 6 - - -
弾薬(SRM)30 - 2
ER小口径レーザー 機首 .5 2 3 - - -
2大口径パルスレーザー 右翼 14 10 9 9 - -
2大口径パルスレーザー 左翼 14 10 9 9 - -
3高性能放熱器 - 3
A武装配置
LRM10+アルテミス 機首 6 4 8 8 8 -
弾薬(LRM)24 - 2
ER小口径レーザー 機首 .5 2 3 - - -
ER大口径レーザー 右翼 5 12 8 8 8 -
ガウスライフル 右翼 15 1 15 15 15 -
弾薬(ガウス)16 - 2
ER大口径レーザー 左翼 5 12 8 8 8 -
ガウスライフル 左翼 15 1 15 15 15 -
弾薬(ガウス)16 - 2
戦闘価値: 2153
氏族製気圏戦闘機
カイロネア軽戦闘機 Chaeronea Light Aerospace Fighter
重量: 25 トン
フレーム: パターンIIAスタンダード
パワープラント: 225核融合
装甲板: スタンダード・コンプA
武装:
シリーズ1B荷電粒子砲
製造元: 各種
通信システム: コムIV
照準・追尾システム: T&Tタイプ3X
概要
スノウレイヴン氏族、クラウドコブラ氏族と同じく、マングース氏族はすぐに気圏戦闘軍を好む氏族としての地位を確立することとなった。黄金世紀の初期にストッピング・レイヴンが登場すると、マングース氏族はそのうち1機を所有の神判で入手しようと試みた。これに失敗した後、ジェス・グリーンハール氏族長は過去のある事件(クロンダイク作戦時、マングースとスノウレイヴンがキルケを征服した際に起きたもの)を利用して新たなる所有の神判を立ち上げ、これに勝利した。
この航空機を研究した後、グリーンハール氏族長は、学んだ技術を、マングースの戦闘スタイルにあった軽量で高速な航空機を作るのに使えると考えた。4年後、ストライキング・マングースがこの氏族の航空戦力に加わり始めた。だがこの事件に端を発する政治的な動きにより、マングース氏族は2868年、スモークジャガーに吸収される結果に終わったのだった。
マングースのブラッドネームと同じく、元々、スモークジャガー氏族はストライキング・マングースを使わないつもりであった……吸収した氏族の名を帯びた航空機はジャガーにとって無価値だと考えられたのである。15年後、大氏族長ビクトリア・ワードが制服名称プロトコルを制定すると、資源不足だったジャガーは、この航空機の汚名を「洗い流す」口実に飛びついた。ジャガーはその名称をカイロネアに変え、それから熱心に機体の生産を始めたのである。カイロネアが他の氏族軍で見られるようになるまで、そう長くはかからなかった。
性能
カイロネアは、これまでに作られた気圏戦闘機の中で最も高速な一機である。その速度を、倍の重量の戦闘機が持つようなパンチ力と組み合わせる。速度と長射程荷電粒子砲のユニークな組み合わせは、遠距離を狙う能力と、広い偵察範囲をこの25トンの航空機に与え、より大きな航空機と短時間だとしても立ち向かうことができる。
配備
バシキール・オムニ戦闘機の登場で旧式になったカイロネアは、優秀な航空機である――全氏族軍でその姿を見ることができる。だが、構造が単純で、比較的ローテクな部品と、エネルギー兵器を使うことから、主に資源不足の氏族が航空機の多くを配備している。
派生型
カイロネイアの派生型は二種類が知られている。一機目は、装甲の不足を補おうとするもので、2トン分を追加し、機首の長射程荷電粒子砲を、両翼2門ずつの長射程中口径レーザーに交換している。スノウレイヴン氏族のみが使っている二機目は、エンジンをエクストラライトにアップグレードし、ERPPCを各翼の長射程大口径レーザーに交換し、高性能放熱器3基を載せている。
タイプ: カイロネア
技術ベース: 氏族
重量: 25トン
戦闘価値: 1296
装備重量
エンジン: 225 10
安全噴射: 11
最大噴射: 17
中枢強度: 11
放熱器: 11 [20] 0
燃料: 240 3
操縦機器: 3
装甲板: 48 3
装甲
機首: 14
左/右翼: 12/12
後面: 10
武器・弾薬 配置 重量 熱 近 中 遠 超遠
ER PPC 機首 6 15 15 15 15 -
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